Raspberry Pi 2 Model B + WDC-150SU2Mで無線LANに接続する
やるべきこと
- WDC-150SU2M(=Realtek 8188eu)のドライバをインストール
- dhcphdとwpa_suppcilantでネットワークに接続
ドライバのインストール
WDC-150SU2M(=Realtek 8188eu)のドライバをインストールして、ネットワークに接続する。
Raspbian更新
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
ファームウェア更新
rpi-update
Linuxバージョン確認
uname -a
表示されたバージョン番号を確認する。(2015/12/8時点では4.1.13-v7+ #826)
ドライバダウンロード
https://www.raspberrypi.org/forums/viewtopic.php?p=462982から対応するバージョンのファイル名(8188eu-v7-yyyymmdd.tar.gz)を探す。PiとPi2でファイルが違うので注意。
ドライバインストール
wget https://dl.dropboxusercontent.com/u/80256631/8188eu-v7-2015yyzz.tar.gz
tar xzf 8188eu-v7-yyyymmdd.tar.gz
./install.sh
再起動
sudo reboot now
認識していることを確認
lsusb
"ID 056e:4008 Elecom Co., Ltd"が表示されていれば正常に認識されている。
ネットワークに接続
プロファイル作成
/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
を作成する。
{% gist 944802d888a5d5536559 %}
network={...}
の部分はwpa_passphrase 接続したいSSID パスワード
を実行して生成できる。
コマンドの出力にはコメントとしてパスワードの平文が含まれている(#psk=...)ので、心配なら削除する。
接続
標準で動いているdhcpcdは特定の名前が付いた設定ファイルを自動で読み込むので(dhcpcd#10-wpa_supplicant - ArchWiki)、dhcpcdを再起動すれば接続できるはず。
sudo systemctl daemon-reload
sudo service dhcpcd restart
うまくいかない場合はwpa_cli
で対話型の設定コンソールが開いて何とかする。
固定IP
dhcpcdの設定と競合するので/etc/network/interfaces
は書き換えない。
dhcpcdの設定ファイル/etc/dhcpcd.conf
の末尾に下記の設定を追記するか、DHCPサーバ側でリースするIPを固定する。
interface wlan0
static ip_address=192.168.0.81/24
static routers=192.168.0.1
static domain_name_servers=192.168.0.1
ただ、標準でavahiが動いていて"raspberypi.local"でアクセスできるのでサーバ運用しないならIPを固定する必要はない気がする。 (WindowsではBonjourが必要だが、単体のインストーラが提供されている。)